生まれてから中学校まで
関西の比較的のんびりした地域で3人兄弟の長女として産まれる。
1歳半になったときに弟が産まれると
「お姉ちゃんだから!」
と何でもできて当たり前で、できなかったら散々怒られるという目にあった。
1歳半でおねしょをしようものならどれだけ怒られたか…。
また弟が非常に要領よく賢い子だったのでよく比較され
どんなに頑張っても
「本当にあんたは凡人ね。」
とよく言われていた。
冗談で「あんたのお父さん・お母さんはよそにいるかもね。」
と言われた時には本気でこの家の子じゃないのかもと思ったこともある。
小さい頃から自己肯定感の低い子となり、必死に勉強や習い事を頑張って良い結果を残して何とか褒められたい、ものすごく努力しないと褒められないと考えるように。
同時に要領の良い弟を妬ましく思っていた。
(でも後から聞いたら弟もすさまじい努力家の私が妬ましかったみたい。)
公立の小中学校ではあったが成績はいつも一番。
中学校の定期テストで5教科500点満点中485点以上取る。
でも15点も落としたの?と言われていた。
とにかく良い成績を修め進学校に進むことがこの時の自己実現だと考えていた。
そして地元の進学校へ進む。