らくいき

呼吸リハPTが『楽』に『息』(呼吸)する、気『楽』に『生き』る情報を発信するブログです。

「将来YouTuberになりたい!」と子供に言われたらあなたはどう思いますか?

 

息子の参観日でのこと

 

 

本来であれば1/2成人式(10才なので20才の半分で1/2)をする予定が

昨年から私の長男が通っている小学校では1/2成人式は無しになった。

その代わりに今までを振り返る劇と将来の夢について一人ずつ宣言していくということがあった。

 

2/3の子供たちはお堅い職業を将来の夢で語っていく。

その子の親は安堵した表情を見せる。

私の長男の番になった。

長男の将来の夢は「YouTuber」

周りの親は声には出さないものの「えっ?大丈夫?かわいそう」といった反応。

私は「よく言った!」と長男を誇りに思った。

 

YouTuberになりたい!でなぜ誇りに思ったか?

 

 

私も子供の時は医者や看護師(子供の時から医療・福祉系を目指していた。)など職業名で答えていた。

結局理学療法士になったけど、高校3年の冬に進路を決めるときに臨床心理士・心理カウンセラーと理学療法士で悩んで親の安定してるよという勧めもあり国家資格の理学療法士を選んだ。

臨床心理士や心理カウンセラーは認定資格であり国家資格ではないため。)

 

体の事を知るのは嫌いではないが、やはり患者様や利用者様と向き合うときは身体面だけではなく心理面もよく見てしまう。

最近は心理学にも興味が出てきて、臨床心理士になってもよかったなと思うときもある。

 

子供なので親に褒められたい、認められたいと思うあまり親がどう思うだろうか?と考えて行動する時がある。

親に認めてもらいたいがために自分軸ではなく他人軸で物事を決めてしまう。

長男は良くYouTubeを見ていて常日頃YouTuberになりたいと言っていた。

「YouTuberになって自分の頭の中で考えているすごい世界をみんなに見せてあげたい」と。

親ばかと言われるかもしれないけど私が子供の時とは違って純粋にすごいと思った。

自由にやりたいこと・好きなことを言える環境を作ってあげたいと思う。

 

日本の教育ってどう思いますか?

 

 

 

保育園の下の娘はたくさんの種類の職業をしたいと毎日言っている。

「好きなこといろいろしてみたいねん!」

ってキラキラの笑顔で言われると思わず

「全部やったらいいやん!」と答えてしまう。

バランス教育(小学校)前ってこんなにやりたいこと・好きなことに貪欲に向かっていってたのかな?

 

好きなこと・やりたいことを見つける。

好きなので苦労とは思わない。

やり続けて得意になる。

やがてプロになる。

 

本人にとっても周りにとっても最高だなと思う。

 

最初から好きなことを仕事にできたら最高!でもできなくても環境変えたらいいよ

 

 

経歴自慢か!!と思う方もいるかもしれないが本当に息が詰まるようでした。

他人の目を常に意識して自分の価値観よりも他人との競争に勝つことでしか価値を見い出せない。

しかも本人は負けてもよいと思っていても周りが許さない。

その他人も競争に勝つのが重要と考えている人が多いのでいかに出し抜いて前にでるかのせめぎあい。

常に頑張り続けなければ置いていかれて終わる世界。

 

転職し今の職場で考えさせられたこと。

一つの目的・目標に向かって協力すること。

お互い環境や立場が違うけどそれぞれの立場を理解し尊重すること。

それぞれがしんどい時はみんなで補うあうこと。

 

書いてみると当たり前のことなんだけど前の職場ではできなかった。

 

 

生きるのがしんどい時は環境変えてみることも一つの方法と最近実感しています。

ただ今の職場でも感じ方が変わってきていて働く時間などもっと自由度が高ければいいのになと思うこともあります。

  

まとめ

・子供のやりたいことや将来の夢などを自由に言える環境を作ってあげる。

・好きなこと・やりたいことは苦労とは思わないのでやり続けると得意になりやがてプロになる可能性がある。

・今の日本の教育では難しいこともあり、大人になってからでも違うなと違和感を感じたら環境を変えてみるのも一つの方法。